プロジェクト概要
日本人学生3名と、タイ・スイス・スペインからの留学生3名で構成されたチームで取り組んだ、ホテル設計のグループ課題です。敷地はタイのチャオプラヤ川沿いの観光地です。
コンセプト
川の風景に溶け込む、現代のランドマーク タイの伝統的な建築様式とモダンなデザインを融合させ、この土地ならではの体験を提供するホテルを目指しました。特に、水上交通が盛んなチャオプラヤ川において、川からの視線を意識したランドマークとなることを重視しました。
設計のポイント
・伝統を再解釈した屋根のデザイン:タイの寺院建築に見られる、勾配の急な切妻屋根が連なるフォルムをデザインに取り入れました。この象徴的な屋根の重なりが、陸からだけでなく川からも強い印象を与え、ホテルのランドマーク性を高めます。
・景観を活かす軸線の設定:敷地に接続する道と、川の対岸に位置する有名な寺院「ワット・アルン」を結ぶ線を設計の基準軸としました。この軸線に沿って建物を配置することで、ホテルの内外から象徴的な景色を望めるように計画しています。
自身の主な役割
・コンセプトの決定
・断面図の作成
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