
プロジェクト概要
日本人学生4名と、スイス・ドイツからの留学生2名で構成されたチームで、高齢者施設の設計に取り組みました。敷地は、教育・ものづくり・住居といった多様なエリアが混在する墨田区文花です。
コンセプト
敷地が持つ「まちの交差点」という特性を活かし、施設を閉じるのではなく、地域の活気を積極的に取り込むことを考えました。家族や友人と会う機会が減少しがちな高齢者の方々が、常に人の気配を感じ、地域とのつながりの中で「少しほっとできる」居場所となることを目指します。
設計のポイント
・交差点を建物の中心に取り込み、その周囲に高齢者住居と、地域に開かれた図書館やカフェを配置しました。
・上空には散歩ができるデッキを重ね、地上を行き交う人々とデッキを歩く人々が視覚的に交錯する、「街のような風景」を創出します。
・これにより、施設の内と外で人とモノが常に行き交い、高齢者が地域や他の住人を身近に感じられる環境をつくります。
自身の主な役割
・コンセプトの原案作成
・外構デザイン
・模型制作
・プレゼンボードのレイアウト







